去る9月5日(土)に名古屋市美術館で、
特別展「生誕160年記念/グランマ・モーゼス展/素敵な100年人生」
を観てきました。最終日の1時間前なら空いているかと思っていたところ、まずまずの人出。まったく知らない画家でしたが、
「モーゼスおばあさん(グランマ・モーゼス)の愛称で親しまれ、アメリカの国民的画家として知られるアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860-1961)。無名の農婦だったモーゼスは70代で本格的に絵を描き始め、80歳の時にニューヨークで初個展を開きました。」
「生誕160年を機に特別に企画された本展では、最初期の作品から100歳で描いた絶筆《虹》までの代表作に加え、愛用品や関連資料を含む約130点を紹介します。」
というチラシの文言に惹かれ、観てみたところ大正解。
古き良きアメリカの田舎の風景が、素朴なやさしいタッチで描き出されていて、穏やかなひと時を楽しむことができました。
天才の閃きというよりは、明るく暖かで素朴な人柄が伝わってきて、コロナ禍で荒みがちな心を癒やすのに最適な回顧展でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿