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2012年1月13日金曜日

ティーレマンのモーツァルト:レクイエム

先にワルターの指揮で、
良さを再認識したレクイエム。

早速これは!という1枚に出会えました。



モーツァルト
レクイエム ニ短調 K.626

シビッラ・ルーベンス(ソプラノ)
リオバ・ブラウン(メゾ・ソプラノ)
スティーヴ・ダヴィスリム(テノール)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)

バイエルン放送合唱団
(合唱指揮:ペーター・ダイクストラ)

ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
フリーデマン・ヴィンクルホーファー(オルガン)

指揮:クリスティアン・ティーレマン

録音:2006年2月 ミュンヘン(ライブ)
【UCCG-50098】


ティーレマンは
まだ若く、今一つの録音も多いのですが、
これは非常な名演だと思います。

一番、ワルターに近い印象を受けました。

といっても、
スタイルをまねしているわけではありません。

十分に感情を込めて曲想をえぐっていく、
巨匠風のスタイルなのですが、

オケの響きは意外と軽めです。

曲にもよるのでしょうが、
モーツァルトにはちょうど良い加減で、
合唱ともども、耳に心地よく響いて来ました。

また、キビキビとした
小気味のよい早めのテンポで進んでいくので、

これまで若干、
違和感をもちつつ聴いていた中間部も、
感動をもって聴き通すことができました。


他に聴いたのは、
ベーム、カラヤン、バーンスタイン、
ムーティ、コープマンなど。

まだ他によい演奏を聴き落としていることでしょう。

ベームとバーンスタインは、
私には少し押しが強すぎる感じがしました。

逆にカラヤンは響きに空虚さがありました。

ムーティは合唱の響かせ方が、
私の好みとは違う方に向いていました。

コープマンの演奏は結構好きです。


ティーレマンの録音を基準に、
これからもいろいろ聴いていきます。

2011年12月31日土曜日

Bruno Walter Conducts Mozart その4

ブルーノ・ワルター(1876-1962)さんの
モーツァルト(1756-1791)作品集、
4枚目を聴きました。



モーツァルト
レクイエム ニ短調 K.626

ブルーノ・ワルター指揮
コロンビア交響楽団

録音:1956年3月10・12日
【SONY 8 86079 06832 2】CD3


年の暮れに、
レクイエムとは、偶然ですが、
今年にふさわしいかもしれません。

モーツァルトに限らず、
ふだんあまりレクイエムを聴くことはありません。

久しぶりに聴いてみると、
ワルターさんの指揮ゆえか、
すんなり心に響いてきて、
良い曲であることを再認識しました。

惜しむらくは、モノラルで
細部が聴きとり難いことでしょうか。

それともう一つ、
これは昔から感じているのですが、
補筆完成ゆえか、とくに中間部の構成に弱さが感じられました。

あれ?
これはモーツァルトなの?
と思う瞬間がところどころあります。

ジェスマイヤー版からはじまって、
いろいろと版の問題がある曲なので、

ほかの演奏もいくつか聴いて、
私の中のベスト盤を探してみたいと思います。

ワルターさんの演奏は、
曲の良さは十分に伝わって来ましたが、
とくに音質の面で、私には今ひとつでした。

合唱曲のモノラル録音は、
よほどの演奏でないと、今は少々厳しいかもしれません。