去る11月14日に愛知県美術館まで、
企画展「曽我蕭白/奇想ここに極まれり」
を観に行ってきました。
「力強い筆墨と極彩色で超現実的な世界を描き出した曽我蕭白(1730~81)のあくの強い画面は、グロテスクでありながらおかしみもたたえ、見る人をひきつけて止みません。」
というチラシの文言に惹かれました。蕭白の個展はどこかで観た記憶があり、好きな画家の一人なので、良い機会と出かけてきました。
全体をみると、あともう一歩突き抜けたところがあれば文句なしに推せるのにと思いつつ、細かいことを言わなければ十分感動に値する作品がたくさん並んでいました。
旧永島家襖絵(三重県美術館蔵)の一群に代表される大きな襖絵にこそ彼の真価があるようで、自分のお屋敷に芸術家を住まわして、家の襖にぐるりと絵を描かせる、典雅な生活に興味をそそられました。
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