2011年6月9日木曜日

スメタナ四重奏団のベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7・8番

スメタナ四重奏団によるベートーヴェン:弦楽四重奏曲、
今週はCD3枚目、第7・8番を聴いています。



ベートーヴェン
弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 《ラズモフスキー第1番》 作品59の1
弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 《ラズモフスキー第2番》 作品59の2

スメタナ四重奏団
イルジー・ノヴァーク(第1ヴァイオリン)
ルボミール・コステツキー(第2ヴァイオリン)
ミラン・シュカンパ(ヴィオラ)
アントニーン・コホウト(チェロ)

録音:1978年5月29~31日、プラハ、スプラフォン・ドモヴィナ・スタジオ(第7番)、
1979年10月8~9、12~13日、プラハ、芸術家の家、ドボルザーク・ホール(第8番)
スプラフォンとデンオンの共同制作
【DENON / COCO-70678】


おおっ!新しい!

作品18の6曲とはガラっと変わって、
新しさを感じさせる作風です。
心がウキウキと湧き立つよう。

同じ作曲家とは思えないほどですが、
この変化こそベートーヴェン。


何となく《英雄》交響曲を思い起こさせますが、
こちらのほうが曲としてのまとまりは良いように思われます。

作品18を聴きはじめたときは、
これはこれで十分楽しめたのですが、

作品59を聴いてしまうと、こちらの方が、
圧倒的におもしろく、よくできた作品だと思います。

作品18から5年をへて作曲されたのが作品59で、
《ラズモフスキー第1~3番》とも呼ばれています。

この3曲と、
作品74、作品95を合わせた計5曲が
ベートーヴェンの中期の弦楽四重奏曲とのこと、
次の1枚がとても楽しみです。

ちなみに、ラズモフスキー第1と第2では、
第1番のほうが私の好みでした。

スメタナ四重奏団さんは、
言う事なしの優れた演奏です。

2011年6月8日水曜日

柳家小三治6 落語名人会30 「藪入り・短命」(1993・88)

柳家小三治さんのCD6枚目、
「藪入り」と「短命」です。



落語名人会30
柳家小三治〈6〉

「藪入り」
 (1993年5月31日 鈴本演芸場 第29回柳家小三治独演会)
「短命」
 (1988年8月31日 鈴本演芸場 第12回柳家小三治独演会)

〔お囃子〕樋田ひさ/小口けい
〔プロデューサー〕京須偕允
【SRCL-3547】


「藪入り」は好きな話。
小三治さんの「藪入り」が一番好きです。

間合いが絶妙で、話の内容もほのぼのとして、落語っていいなあ、と思えます。
今回も、やっぱりいいな、と思いました。

「短命」はよくわからない話。
だったのですが、今回聞きなおして、
なんとなく、笑いどころがわかった気がしました。

でもこの話、だれが演じても、
じんわりした笑いを誘うのはなかなか難しいような気がします。

柳家小三治
「藪入り」93-5/31◎
「短命」88-8/31◯

2011年6月3日金曜日

スメタナ四重奏団のベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4~6番

今週も、先週にひきつづき、
スメタナ四重奏団によるベートーヴェン:弦楽四重奏曲の
CD2枚目、第4~6番を聴いています。



ベートーヴェン
弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 作品18の4
弦楽四重奏曲 第5番 イ長調 作品18の5
弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 作品18の6

スメタナ四重奏団
イルジー・ノヴァーク(第1ヴァイオリン)
ルボミール・コステツキー(第2ヴァイオリン)
ミラン・シュカンパ(ヴィオラ)
アントニーン・コホウト(チェロ)

録音:1976年6月3~5、11日(第4番)、
1977年4月6~7、12~14日(第5番)、
1978年5月22~25日(第6番)
プラハ、スプラフォン・ジシコフ・スタジオ
スプラフォンとデンオンの共同制作

【DENON / COCO-70677】


すぐに耳を奪われて、
というわけではなかったのですが、
2、3度聴くうちに曲がわかってきて、
第1~3番と同じように、ふつうに楽しめました。

ハイドンやモーツァルトっぽいけど明らかにベートーヴェン的な、
交響曲第1・2番に似た、初期のピアノ・ソナタに似た、
楽しく快活な、少し押しの強い、元気の出る音楽が奏でられています。

モーツァルトのハイドン・セットよりも、好きかもしれません。

忘れたころにまた聴きましょう。
来週は、中期の名作、ラズモフスキーに入ります。