スメタナ四重奏団のベートーヴェン、
4枚目はラズモフスキー第3番とハープ。
ベートーヴェン
弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 《ラズモフスキー第3番》作品59の3
弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調《ハープ》作品74
スメタナ四重奏団
イルジー・ノヴァーク(第1ヴァイオリン)
ルボミール・コステツキー(第2ヴァイオリン)
ミラン・シュカンパ(ヴィオラ)
アントニーン・コホウト(チェロ)
録音:1979年10月14~20日
プラハ、芸術家の家、ドヴォルザーク・ホール
スプラフォンとの共同制作
【COCO-73169】
これは何だ?
ラズモフスキー第3番の方は、
最初聴いたとき、何だかよくわけがわからないまま、
音が目の前を通りすぎて行く感じで、
斬新過ぎる印象を受けました。
しかし数回聴くうちに、曲全体の構造が見えて来て、
なるほどこれは、ラズモフスキーの3曲を締めくくるにふさわしい、
意欲的な名曲だと思うようになりました。
でもこれは、まとめ方がむつかしい曲でしょう。
次のハープは、
もう少しこなれて、落ち着いた感じがあります。
斬新な手法よりも、曲の内面に向かって、
より充実度を増しているようです。
次は、5枚目です。
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