2012年4月25日水曜日

ヴァルヒャのバッハ:オルガン作品全集(旧盤)その3


J.S.バッハ:オルガン作品全集
CD-3
1) 前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544
2) 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV545
3) 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546
4) 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
5) 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
6) 前奏曲とフーガ ト長調 BWV550
7) 前奏曲とフーガ イ短調 BWV551


ヘルムート・ヴァルヒャ(オルガン)
録音:1947年(4)、1950年(2,3,5)、1952年(1,6,7)
オルガン:リューベック、聖ヤコビ教会(4)
カッペル、聖ペテロ=パウロ教会(1-3、5-7)
【Membran 223489】CD-3


CD3枚目も、
2枚目と同じく「前奏曲とフーガ」が7曲。

体系立てて曲集にする意図はなかったようで、
1話完結の、似た形式の短編小説が延々と続く感じでした。

通して聴いていると、
深い森に分け入ったようで、
今どこにいるのかわからなくなっておりました。


どれもよく練られた作品だと思うので、
コンサートの中で1,2曲取り上げて、
じっくり聴くのには適しているようです。

この中で〈ホ短調 BWV548〉は不思議と耳に残りました。


ひと月聴いてきたので、
取り敢えず先に進みましょうか。

時間を置いて、
2度3度と聴き返しているうちに、
曲への評価も、それなりに定まって来るだろうと思います。


今は「前奏曲とフーガ」という大きな森に出会って、
なんだかすごい世界が広がっている、
と感心した段階です。

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