(やなぎやこさんじ 昭和14年〔1939〕12月-)
の落語CD19枚目は、
「文七元結(ぶんしちもっとい)」を聴きました。
小三治50歳の時(1990.10)の公演です。
落語名人会43
柳家小三治19
「文七元結」
録音:1990年10月31日、鈴本演芸場
第21回柳家小三治独演会
【SRCL-3615】
「文七元結(ぶんしちもっとい)」は、
初代三遊亭圓朝
(さんゆうていえんちょう 天保10年〔1839〕-明治33年〔1900〕)
の創作による人情噺の大ネタです。
ほかをほとんど聴いていないので、
ほかと比べてどうなのかはわからないのですが、
個人的にはこれで十分満足しています。
確かにこれは、笑いあり、涙ありの、
出来過ぎなくらいに良く出来たお噺です。
人情にホロリとさせられ、
終わりは明るくはなやか気持ちにさせられるので、
初めて聴いて以来、
好きな演目の一つになっています。
最初のうち、
おしまいの締めが思ったよりあっけなかったので
あれっと思うところもあったのですが、
今では、
クライマックスに至るまでの場面場面を楽しむお噺として、
全体のバランスをうまく理解できるようになって来ました。
繰り返し聴いて、
次に何を言うのかも覚えて来ましたので、
そろそろほかの落語家さんのも聴いてみようと思っています。
※WIkipediaの「柳家小三治」「文七元結」を参照。
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