ドイツ出身のピアニスト
アリス=紗良・オット(1988.8- )の演奏で、
ポーランドの作曲家
フレデリック・ショパン(Fryderyk Chopin 1810.3-1849.10)の
ワルツ集(全19曲)を聴きました。
フレデリック・ショパン
①《華麗なる大円舞曲》変ホ長調 作品18〔1831〕
3つのワルツ 作品34
②ワルツ 変イ長調 作品34の1〔1835〕
③ワルツ イ短調 作品34の2〔1831〕
④ワルツ ヘ長調 作品34の3〔1838〕
ワルツ 変イ長調 作品42〔1840〕
3つのワルツ 作品64〔1846/47〕
⑤ワルツ 変ニ長調 作品64の1
⑥ワルツ 嬰ハ短調 作品64の2
⑦ワルツ 変イ長調 作品64の3
2つのワルツ 作品69 遺作
⑧ワルツ 変イ長調 作品69の1〔1835〕
⑨ワルツ ロ短調 作品69の2〔1829〕
3つのワルツ 作品70 遺作
⑩ワルツ 変ト長調 作品70の1〔1835?〕
⑪ワルツ ヘ短調 作品70の2〔1841〕
⑫ワルツ 変ニ長調 作品70の3〔1829〕
⑬ワルツ 変イ長調 遺作 KK IVa-13〔1827〕
⑭ワルツ 変ホ長調 遺作 KK IVb-10〔1840〕
⑮ワルツ 変ホ長調 遺作 KK IVa-14〔1829/30〕
⑯ワルツ ホ長調 遺作 KK IVa-12〔1829〕
⑰ワルツ ホ短調 遺作 KK IVa-15〔1830〕
⑱ワルツ イ短調 遺作 KK IVb-11〔1843〕
⑲ノクターン 嬰ハ短調 遺作〔1830〕
アリス=紗良・オット(ピアノ)
録音:2009年8月、ベルリン、テルデックス・スタジオ
【UCCG-1473】2009年10月発売
ピアノを弾くことが楽しくてたまらない風の、
いくつかの動画を観てファンになりました。
アルゲリッチのように、
男勝りのド迫力で聴かせるというよりは、
自由奔放だけれども、
上品なセンス溢れる瑞々しい感性で勝負する演奏で、
音楽を聴く愉しさを再確認させてくれました。
CDで聴いてみると、
動画を観るときよりも一つ一つの表現が軽く、
上っ面だけを撫でているようにも感じられ、
そこまでは感動できませんでした。
若き日(21歳)の記録としては申し分のない内容なのですが、
ショパンで納得させるのはやはり難しいなと思いました。
日々の演奏の中でどんどん成長し、
変化して来ているようなので、
一番最近の演奏も聴いてみたいです。
最近の動画では、
サロネンとのコンビで弾いた
グリーグのコンチェルトが素晴らしい出来でした。
CDで買おうか迷っているところです。
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