2013年3月21日木曜日
岩崎宏美、さだまさしを歌う (Dear Friends Ⅵ)
岩崎宏美
Dear Friends Ⅵ
さだまさしトリビュート
1) 奇跡~大きな愛のように~
(作詞・作曲:さだまさし/編曲:上杉洋史)
2) Birthday
(作詞・作曲:さだまさし/編曲:坂本昌之)
3) 道化師のソネット
(作詞・作曲:さだまさし/編曲:上杉洋史)
4) いのちの理由
(作詞・作曲:さだまさし/編曲:渡辺俊幸)
5) 案山子
(作詞・作曲:さだまさし/編曲:坂本昌之)
6) 夢
(作詞・作曲:さだまさし/編曲:吉川昌義)
7) 人生の贈り物~他に望むものはない~
(作詞:楊姫銀/訳詞・作曲:さだまさし/編曲:千住明)
8) 秋桜
(作詞・作曲:さだまさし/編曲:塩谷哲)
9) 虹~Singer~
(作詞・作曲:さだまさし/編曲:服部隆之)
10) 予約席
(作詞・作曲:さだまさし/編曲:上杉洋史)
11) ひまわり
(作詞・作曲:さだまさし/編曲:坂本昌之)
12) 片恋
(作詞・作曲:さだまさし/編曲:倉田信雄)
【TECI-1328】2012年5月発売
さださんと、
岩崎宏美さんの組み合わせが絶妙であることは、
数年前に、とある動画サイトで、
さださんの名曲「療養所(サナトリウム)」を、
岩崎さんがライブで絶唱するのを聴いたときからでした。
その後も、
「夢」や「虹~Singer~」といった
名曲の存在に気がついたのは、
岩崎さんの歌唱を通じてでした。
最近も、手話を交えて歌う
「いのちの理由」を動画で拝見し、
感動を新たにしておりました。
昨年5月に、
さださんの歌ばかり12曲収録したCDを出されていたことを知り、
購入して聴いてみました。
悪かろうはずはないのですが、
どの曲も、岩崎さんが心から共感し、
言葉をひとつひとつをていねいに、
慈しみながら歌うさまが良く伝わって来て、
とても感動しました。
他人の曲を取り上げる場合、
歌の上手さに定評のある方でも、
慎重になり過ぎて、
リズムがのっぺりした感じになって、
意外につまらなくなることはあるのですが、
さすがに長年歌い込まれ、
何曲かは実際に録音もされて来ただけあります。
丁寧でありながらも、
曲本来の良さを壊さずに、
むしろより一層、曲の本質が掘り下げられて、
「さだまさし」の歌の魅力が十二分に引き出されていると思いました。
どの曲も、
岩崎さんの歌唱力を前提として、
歌を極力じゃましない、
ほどよいアレンジになっているのも好印象でした。
どれも丁寧に歌い込まれているので、
どれかが特別良い、とは言いにくいのですが、
個人的には、
「奇跡~大きな愛のように~」と
「ひまわり」は、このCDで初めて好きになりました。
「案山子」は坂本昌之氏、
「秋桜」は塩谷哲氏、
「片恋」は倉田信雄氏
のソロピアノ(!)にのせて、しみじみ聴かせてくれます。
聴き込むたびに味わいが増して来る、
いいCDを買いました。
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