アメリカのジャズ・ピアニスト、
ビル・エヴァンス(1929.8-1980.9)が、
1968年9・10月(39歳のとき)に録音したアルバム
『アローン』を聴きました。
Alone
Bill Evans
1. Here's That Rainy Day (Burke/Van Heusen)
2. A Time for Love (Webster/Mandel)
3. Midnight Mood (Zawinul/Raleigh)
4. On a Clear Day(You Can See Forever) (Lemer/Lane)
5. Never Let Me Go (Evans/Livingston)
6. All the Things You Are~Midnight Mood (HammersteinⅡ/Kem~Zawinul/Raleigh)
7. A Time for Love(Webster/Mandel) (Alternate take)
Bill Evans, piano
Recorded September 23,24 & 30, October 8,14 & 21, 1968
at Webster Hall, NYC
【UCCU-5021】
先に、
実験的なアルバム『自己との対話』(1963年録音)を聴いて、
ピアノ1台でジャズというのは無理があるのかな、
と思っていたのですが、
これはいいです。
トリオのときに聴かれた、
穏やかで軽やかで楽しく美しい音楽が、
心地よく流れていきました。
個人的には、
3曲目『ミッドナイト・ムード』が出色で、
それを取り囲む
1・2・4曲目も十分に楽しめました。
エヴァンスのオリジナル曲
5曲目『ネヴァー・レット・ミー・ゴー』は今ひとつな印象。
エヴァンスのソロ・アルバムとしては、この他
『アローン2』と『ソロ・セッションズ1・2』があるようなので、
時間をみつけて1枚ずつ聴いていこうと思います。
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