ギーゼキングさんのモーツァルト、
4枚目です。ソナタはこれで終わりです。
モーツァルト
幻想曲 ハ短調 K.475
ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K.545
同 第15番 ハ長調 K.545
同 第16番 変ロ長調 K.570
同 第17番 ニ長調 K.576
ワルター・ギーゼキング(ピアノ)
Walter Gieseking
録音:1953年8月6・7日、ロンドン、Abbey Road Studios
【TOCE-14210】
三枚目に続いて、とても聴きやすく、
モーツァルトの音楽に親しむことができました。
テンポはほとんど揺らさず、
清楚なタッチで、楽譜をそのまま音にしたような演奏です。
ふつうはそれではつまらなく感じるはずですが、
案外しみじみと味わい深く、聴かせる演奏になっています。
粒ぞろいの軽めのタッチが、
かえってモーツァルトの曲自体を引き立てており、
内実にせまっていると思います。
あと1枚、小品集もあるようなので、
近々聴いてみたいと思います。
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