正月に偶然、
CD棚に目がいって、
手に取って、聴いてみて、
感動を新たにしました。
CD-1
ブラームス
交響曲第1番ハ短調 作品68
録音:2000年9月11日
CD-2
交響曲第2番ニ長調 作品73
録音:2000年10月4日
CD-3
交響曲第3番ヘ長調 作品90
録音:2001年2月26日
交響曲第4番ホ短調 作品98
録音:2001年3月19日
朝比奈隆(指揮)
新日本フィルハーモニー交響楽団
会場:サントリーホール
【FOCD-9206~08】
朝比奈さんが最晩年に収録された
ブラームスの交響曲全集は、
発売されたときにすぐ購入して、
一度は聴いていたのですが、
その時は、
それほどブラームスに
こだわりのある時期でなかったようで、
そのままになっていました。
ブラームスの曲調は、
やはり年齢を重ねるごとに、
心に響いて来るようになって来ました。
今回聴き直してみて、
はじめて聴いたような、
新鮮な感動がありました。
ブラームスらしい
いぶし銀のようなくすんだ音色、
というよりは、
オケともども、
明るい色調の中に、
若々しい情熱がみなぎった演奏になっています。
第2と第3は、
ふだん耳にすることが少ない分、
特別すぐれた演奏に聴こえました。
オケと録音の水準が良いのもありがたく、
愛聴盤のひとつになりそうです。
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