スメタナ四重奏団によるベートーヴェン:弦楽四重奏曲、
今週はCD5枚目は、第11番《セリオーソ》と第12番です。
ベートーヴェン
弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 《セリオーソ》 作品95
弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調 作品127
スメタナ四重奏団
イルジー・ノヴァーク(第1ヴァイオリン)
ルボミール・コステツキー(第2ヴァイオリン)
ミラン・シュカンパ(ヴィオラ)
アントニーン・コホウト(チェロ)
録音:1981年6月4~11日、プラハ、芸術家の家、ドボルザーク・ホール
スプラフォンとデンオンの共同制作
【DENON / COCO-70680】
11番《セリオーソ》
聴いてすぐ、
かっこいい!
と思っている間に
どんどん曲が展開して、
感動のうちに聞き終えていました。
中期の曲の中では、
7番《ラズモフスキー第1番》についで好きな曲になりそうです。
12番は、
前のから十数年をへて手がけたもので、
ここから後期に入るそうです。
ただし、聴いてすぐ、
後期に変わったことがわかる風ではありません。
さらにいえば、
「皇帝」を思わせる出だしや、
幻想的な第2楽章と、聴くべき響きの瞬間は多いのですが、
曲全体として、今ひとつつかみどころがないような、
わかり難さがありました。
今後、
印象の変化は当然あるでしょうが、
1週間では、つかみどころのなさが少し残りました。
さて次は、第13番と《大フーガ》ですが、
まだこれ、手に入れていません。
週末に買いに出かけましょうか。
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