大町陽一郎さんと九州交響楽団のウィンナー・ワルツ、
第2弾を聴いてみました。
シュトラウス・ファミリー名曲集2
ヨハン・シュトラウスⅡ/喜歌劇「ジプシー男爵」序曲
同 / ポルカ「ハンガリー万歳」Op.332
同 / ワルツ「南国のバラ」Op.388
同 / アンネン・ポルカ Op.117
ヨゼフ・シュトラウス/ワルツ「天体の音楽」Op.235
ヨハン・シュトラウスⅡ/喜歌劇「こうもり」より“候爵様、あなたのようなお方は”
同 / ワルツ「春の声」Op.410
同 / ポルカ「雷鳴と稲妻」Op.324
同 / ポルカ「クラップフェンの森にて」Op.336
ヨゼフ・シュトラウス/鍛冶屋のポルカ Op.269
ヨハン・シュトラウスⅡ/ワルツ「皇帝円舞曲」Op.437
大町陽一郎(指揮)
九州交響楽団
半田美和子(ソプラノ)
録音:2009年1月14日
Center Culturel SUENAGA
【FOCD9430】
すばらしいです。
なかなかこれだけ立派な、でもしかし、それなりに軽くてやわらかい、
ウィンナー・ワルツの醍醐味を味わえる演奏は聴けません。
私の大好きな「天体の音楽」と「皇帝円舞曲」が入っており、
どちらも言うことのないレベルで楽しめました。
「南国のバラ」もたっぷりとした感じが良かったです。
唯一、半田さんのソプラノが入った「春の声」は、
ふつうにコンサートで聴く分には何ら問題ないレベルですが、
CDで聴く分にはあと一歩の感がありました。
このご時世、
さらに第3弾を期待するのは難しいかもしれませんが、
もう1,2枚分は取り上げてもらえたら嬉しいです。
ウィンナー・ワルツといえば、
ウィーン・フィルの独特な響きにはかなわない所がありますが、
ニューイヤー・コンサートで、ふだん振りなれていない方々のワルツを聴くよりは、
大町さんと九響のほうが、
ずっと味わい深い演奏を聴かせてくれていると思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿