2013年6月24日月曜日

Bill Evans の 『Alone』 (1968年9・10月)

アメリカのジャズ・ピアニスト、
ビル・エヴァンス(1929.8-1980.9)が、
1968年9・10月(39歳のとき)に録音したアルバム

『アローン』を聴きました。


Alone
Bill Evans

1. Here's That Rainy Day (Burke/Van Heusen)
2. A Time for Love (Webster/Mandel)
3. Midnight Mood (Zawinul/Raleigh)
4. On a Clear Day(You Can See Forever) (Lemer/Lane)
5. Never Let Me Go (Evans/Livingston)

6. All the Things You Are~Midnight Mood (HammersteinⅡ/Kem~Zawinul/Raleigh)
7. A Time for Love(Webster/Mandel) (Alternate take)

Bill Evans, piano
Recorded September 23,24 & 30, October 8,14 & 21, 1968
at Webster Hall, NYC
【UCCU-5021】

先に、
実験的なアルバム『自己との対話』(1963年録音)を聴いて、
ピアノ1台でジャズというのは無理があるのかな、
と思っていたのですが、

これはいいです。


トリオのときに聴かれた、
穏やかで軽やかで楽しく美しい音楽が、
心地よく流れていきました。

個人的には、
3曲目『ミッドナイト・ムード』が出色で、

それを取り囲む
1・2・4曲目も十分に楽しめました。

エヴァンスのオリジナル曲
5曲目『ネヴァー・レット・ミー・ゴー』は今ひとつな印象。

エヴァンスのソロ・アルバムとしては、この他
『アローン2』と『ソロ・セッションズ1・2』があるようなので、

時間をみつけて1枚ずつ聴いていこうと思います。

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