2012年10月4日木曜日
ヘブラーのバッハ:フランス組曲(1979年録音)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
フランス組曲 第1番 BWV812
フランス組曲 第2番 BWV813
フランス組曲 第3番 BWV814
フランス組曲 第4番 BWV815
フランス組曲 第5番 BWV816
フランス組曲 第6番 BWV817
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
録音:1979年
【PROA-18/9】
オーストリア出身のピアニスト
イングリット・ヘブラー(1926 - )さんの名演をもう一つ。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685 - 1750)の
フランス組曲 BWV812~817(全6曲)です。
バッハ30代半ばの
1722年頃に作曲されたと推定されています。
平成17年10月に、
TOWER RECORD から1500円(!)で再販された折に購入しました。
そのときは、
曲自体よく知らなかったからか、
あまり印象に残らなかったのですが、
最近久しぶりに聴き直してみたところ、
ゆったりのんびりした流れの中で、
よくピアノを歌わせた典雅な演奏で、
大好きになりました。
飛び跳ねるような
リズムには若干欠けるところがあるので、
はじめて聴く分には、
もう少し刺激のある演奏の方が楽しめるかもしれませんが、
ガチガチに
リズムを殺してしまうところもなく、
自然に呼吸をするように広がりゆくメロディに、
曲本来の美しさを体感し直すことができました。
聴き込むごとに、
味わい深くなって来る、
お薦めの演奏です。
※曲の成立については、
ピティナ・ピアノ曲事典「バッハ」の項目を参照。
【http://www.piano.or.jp/enc/composers/47/】
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