2012年9月24日月曜日

柳家小三治15 落語名人会39 「提灯屋・かんしゃく」(1989・90)

十代目柳屋小三治(1939.12 - )の落語CD、
いつの間にか15枚目となりました。

小三治49歳と50歳の時(1989.10/1990.5)の口演です。


落語名人会39
柳家小三治15
1.「提灯屋(ちょうちんや)」
  録音:1989年10月31日、
  鈴本演芸場、第18回柳家小三治独演会

2.「かんしゃく」
  録音:1990年5月31日、
  鈴本演芸場、第20回柳家小三治独演会
〔お囃子〕植田ひさ/小口けい
【SRCL-3581】

「提灯屋(ちょうちんや)」も、
「かんしゃく」も、このCDで初めて聴きました。

どちらも、あらすじすら知らなかったので、
しばらくは笑いどころがわからなくてあたふたしておりました。

何度か聴いているうちに、
ようやく耳が慣れて、噺の流れも頭に入り、
笑いのツボがつかめてきた所です。

ですから、全然
正当な評価にはならないと思いますが、
とりあえず最初の感想を記しておきます。


「提灯屋(ちょうちんや)」は、
師匠の五代目柳家小さんのネタの中で、
小三治さんがたまらなく好きになって、
やりはじめた演目だそうです。
(京須偕充氏のCD解説参照)

文字が読めずに一騒動し、
家紋について謎かけするという
今ではまず起こりえない場面設定で、

話自体、現代では
すでにピンと来ないところがあって、
初めはあまり楽しめませんでした。


噺の流れが飲み込めて来て、
前半と後半のコントラストを楽しめるようになって来ると、

細かいことは置いておいて、
昔風の滑稽なお噺として楽しめばいいじゃないかと、
思えるようになって来ました。


「かんしゃく」は、
喜劇作家 益田太郎冠者
(1875 - 1953/三井物産の創始者 益田孝の次男)による新作落語です。

八代目桂文楽の得意なネタで、
それを小三治さんが好きになって、
やりはじめたそうです。
(京須偕充氏のCD解説参照)

わかりやすいお噺で、
小三治さんの迫真の演技もあって、
相当な好演だと思うのですが、

小三治さんの癇癪が
真に迫りすぎていているのか、

怒る場面でこちらもドキッとして、
あまり楽しむことが出来ませんでした。

録音の加減かもしれませんが、
もう少し、怒っているフリをするような、
遊びを感じさせる雰囲気が伝わると良かったと思います。


どちらも近々、
小さんと文楽にさかのぼって、
聴いてみようと思います。


※柳家小三治
 「提灯屋」89-10/31◯
 「かんしゃく」90-5/31◯

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