2012年11月15日木曜日

ボッセ&神戸市室内合奏団のバッハ:ブランデンブルク協奏曲(2011年録音)

ドイツの指揮者
ゲルハルト・ボッセ(1922.1-2012.2)が、
神戸市室内合奏団を指揮したライブCD、

ドイツの作曲家
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685.3-1750.7)が

36歳のとき(1721年5月)に
ブランデンブルク=シュヴェート辺境伯
クリスティアン・ルートヴィヒに献呈した合奏協奏曲

「ブランデンブルク協奏曲 BWV1046-1051」を聴きました。


J.S.バッハ
ブランデンブルク協奏曲 第1番 ヘ長調 BWV1046
ブランデンブルク協奏曲 第2番 ヘ長調 BWV1047
ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1048
ブランデンブルク協奏曲 第4番 ト長調 BWV1049
ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050
ブランデンブルク協奏曲 第6番変ロ長調 BWV1051

ゲルハルト・ボッセ指揮
神戸室内管弦楽団
録音:2011年3月10日、神戸文化ホール・中ホール
(神戸市演奏協会第336回公演 神戸室内管弦楽団定期演奏会)
【ALT-227/8】


ボッセさんが亡くなる1年前、
89歳のときの録音です。

本来2日後の3月12日に、
東京の紀尾井ホールで、

 神戸市演奏協会第337回公演
 神戸室内管弦楽団定期演奏会
 第21回東京公演

が同じ演目で行われる予定でしたが、
11日の震災によって中止となりました。

その折の経緯について、
ボッセさん自らCD解説に一文を記されています。


半年ほど前に、
ボッセさんが60歳前後のとき(1981・83年)に
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団と録音した
ブランデンブルク協奏曲のCDを聴き、
大きな感銘を受けていました。

この旧盤があまりに良すぎたので、
神戸室内管弦楽団との新盤はまたの機会に
と思っていたのですが、

最近、980円で再販されたのを知って、
購入し聴いてみることにしました。

ちょうど旧盤の記憶が消えたころに、
ひと月ほど繰り返し聴いてみた感想です。

録音はどちらも秀逸です。

よく聴くと、
新盤のほうがより自由度が増し、
バッハの軽やかで、楽しく明るい側面が
よくわかる演奏になっていると思います。

しかし旧盤と大きく異なっているわけではなく、

斬新さとか、目新しさを強調することなく、
誠実だけれど軽やかな、飛翔する精神性を感じさせる演奏です。


旧盤がセッション録音で
じっくり仕上げてあるのに対し、

新盤がライブの一発録りである点が大きく違うので、

完成度にこだわりのある方は、
旧盤のほうを高く評価されるかもしれません。


また少し時間を置いて、
旧盤も聴き直してみますが、
今は多少の傷があっても、

新盤の軽やかで、明るく楽しいバッハの魅力にはまっています。



※Wikipediaの「ゲルハルト・ボッセ」
 「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ」「ブランデンブルク協奏曲」の項目を参照。

※「財団法人 神戸市演奏協会:神戸市室内合奏団」のHP
 〈http://www.kobe-ensou.jp/ensemble/index.html〉を参照。

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