CD-3
ベートーヴェン
ヴァイオリン・ソナタ 第8番ト長調 作品30の3
同 第9番イ長調 作品47「クロイツェル」
同 第10番ト長調 作品96
アルトゥール・グリュミオー(ヴァイオリン)
クララ・ハスキル(ピアノ)
録音:1956年9月(第8番)、
1957年9月(第9番)、
1956年12月(第10番)ウィーン
【BRILLIANT CLASSICS 93329】
グリュミオーとハスキルによる
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集、
3枚目です。
「クロイツェル・ソナタ」も良いのですが、
とくに他の第8番、第10番がすばらしいです。
この2曲はあまり聴く機会がないこともあり、
なかなか感動する演奏には出会えないのですが、
こうした演奏に接すれば、
十分に聴き映えもして、名曲だと思えます。
あまりどろどろしていない、
吹き抜ける風のような清々しさと、
凛とした真の強さをあわせ持った、美しいベートーヴェンです。
これまでさほど良いとは思えなかった
曲の魅力に気がつけて、とても得をした気分です。
この全集はまた折に触れて、聴き返していきます。
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