久しぶりに、
落語のCDを聴きました。
十代目柳家小三治(昭和14年〔1939〕- )のCD7枚目、
『百川(ももかわ)』と『厄払い(やくはらい)』です。
落語名人会31
柳家小三治〈7〉
「百川(ももかわ)」
(1988年5月31日 鈴本演芸場 第11回柳家小三治独演会)
「厄払い(やくはらい)」
(1990年1月31日 鈴本演芸場 第19回柳家小三治独演会)
〔お囃子〕樋田ひさ/小口けい
〔プロデューサー〕京須偕允
【SRCL-3548】
久しぶりに聴いて、
車の中で大笑いしました。
しばらく聴かなかったのを後悔しました。
笑いは大切ですね。
『百川(ももかわ)』は、
小三治さんが「六代目三遊亭圓生から直接教わった噺」で、
「師匠五代目柳家小さんから初めて称賛を受けた噺」だそうです。
(京須偕充氏のCD解説を参照。)
絶妙な間合いが楽しく、
大笑いしている私がいました。
圓生さんも悪くありませんが、
この噺は、小三治さんのほうが私は好きです。
百兵衛さんが
何を言っているのかわからなかったときも
それなりに楽しめましたが、
東北訛りがよく聴き取れるようになってなお、
芸の細かさに面白みが増してきました。
『厄払い(やくはらい)』は、
与太郎がご活躍のお噺で、
ほかを聴いたことはありませんが、
ふつうに楽しめました。
お祓い=縁起がよい、と考えてか、
お正月には演じられることが多いようです。
またしばらく、落語を聴いて、
今年の憂さを晴らすことにしましょう。
柳家小三治
「百川」88-5/31◎
「厄払い」90-1/31◯
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