2012年4月5日木曜日

ハイドシェックのヘンデル:クラーヴィア組曲集〈3〉

ハイドシェックのヘンデル:組曲集、
CD3枚目を聴きました。


ヘンデル
 組曲 第4番 ホ短調(第1集~第4番)HWV429
 組曲 第10番 ト長調(第2集~第3番)HWV436
 組曲 第16番 ト短調(第3集~第2番)HWV451

エリック・ハイドシェック(ピアノ)
 録音:1977年頃
【CASSIOPEE 969 208】CD3

曲の内容によるのか、
1,2枚目ほどの鮮烈な印象はなかったのですが、

3月中聴き続けて、
とくに気に入ったのは、
最初のホ短調 HWV429 です。

わかりやすい印象的な旋律もあって、
お気に入りになりました。

後半2曲も、
聴けばその美しさに心を洗われますが、
後でどんな曲だったのか、
なかなか思い出せないのも確かなところです。


演奏は、
他の2枚と同じレベルのすばらしい出来で、

ハイドシェックさんらしく、
自在にテンポを揺らしながら、
曲の魅力を存分に引き出した演奏だと思います。


問題は、なかなかこれと同レベルで
楽しめる演奏には出会えないことでしょうか。

ハイドシェックさんと別な面から、
曲の魅力に光を当ててくれる演奏家はいないでしょうか。

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