2011年7月13日水曜日

スメタナ四重奏団のベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番と《大フーガ》

スメタナ四重奏団のベートーヴェン、
ようやく6枚目、《大フーガ》にたどり着きました。



ベートーヴェン
弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 作品130
 Ⅰ- Adagio ma non troppo - Allegro
 Ⅱ- Presto
 Ⅲ- Andante con moto ma non troppo
 Ⅳ- Alla danza tedesca. Allegro assai
 Ⅴ- Cavatina. Adagio moltp espressivo


 Ⅵ- 弦楽四重奏のための大フーガ 変ロ長調 作品133
Overtura.Allegro - Meno mosso e moderato
-Allegro - Allegro molto e con brio


 Ⅵ- Finale. Allegro [New Finale]


スメタナ四重奏団
イルジー・ノヴァーク(第1ヴァイオリン)
ルボミール・コステツキー(第2ヴァイオリン)
ミラン・シュカンパ(ヴィオラ)
アントニーン・コホウト(チェロ)


録音:1982年6月&9月
プラハ、スプラフォン・スタジオ


スプラフォンとの共同制作
【COCO-70681】


《大フーガ》作品133は、
もともと第13番 作品130の第6楽章として書かれたものです。

初演後、出版社の提案を受けて、
新たな第6楽章が書き下ろされたため、
作品133として独立することになりました。

このCDでは、
オリジナルなかたちを尊重した曲順になっています。
(幸松肇さん、ライナーノート参照)


さて、聴いてみた感想ですが、
第12番からひきつづいて、少し曲としてのまとまりが悪いような印象を受けました。


第11番《セリオーソ》までに、
曲の形式を極めつくしてしまったからでしょうか、
次の階段に上がるための、試行錯誤がにじみ出ているようで、
曲のそこかしこに、これまで聴かれなかった新しい響き、深みを感じるのですが、
全体として、取りとめのないような印象が残りました。


第5楽章「カヴァティーナ」は絶品です。
《大フーガ》もすごい深い曲です。
新・第6楽章も、《大フーガ》とはまったく方向性がちがいますが、
楽しい名曲だと思います。
ただ全体としての曲のまとまりが、少し弱いように感じました。


では次は、
7枚目、第14番に進みます。

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