2011年10月13日木曜日

ハイドシェックのバッハ:パルティータ 第4・5・6番


J.S.バッハ
パルティータ第4番ニ長調 BWV.828
パルティータ第5番ト長調 BWV.829
パルティータ第6番ホ短調 BWV.830

エリック・ハイドシェック(ピアノ)

録音:1975年(4・5番)、1976年(6番)
【Cassiopee 969194】



続いて、2枚目を聴きました。

ハイドシェックさん、
バッハのパルティータの後半です。

際立ったリズム感に美しいタッチ、
ずば抜けた音楽性に支えられた、
聴いていてウキウキ、ワクワクする、
ピアノで弾かれたバッハです。

第4・5番と長調の曲が続くので、
私はどちらかといえば、この2枚目のほうが好きです。

現代ピアノの能力をフルに引き出した
楽しく美しく、バッハを聴く魅力満載の演奏です。

型にはまった
厳しい感じの演奏ではないので、
もしかしたら、バッハらしくない
という批判はありえるのかもしれませんが、

こんなに楽しい、
ハッとする瞬間だらけの
演奏を聴かないのはもったいないので、
これはこれで
一つのスタイルとして認めれば良い、
と私は考えています。


なお、パルティータとは「組曲」という意味です。

J.S.バッハ(1685年生、1750年没)
のパルティータ(鍵盤楽器のための組曲)は、

「クラヴィーア練習曲集第1巻」(全6曲)として、
1726年から1730年の間に出版されました。

大バッハ40代前半の作品ということになります。

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