2011年11月5日土曜日

朝比奈隆&大阪フィルの交響組曲「シェエラザード」(1982)

最近、キングレコードから、
1980年代に朝比奈隆さんが大阪フィルと
ライブ収録したCDがまとめて発売されています。

いくつか聴いていた中で、
いちばん感動したのは、意外な1枚、
リムスキー=コルサコフの交響組曲「シェエラザード」でした。



リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」

朝比奈隆 指揮
大阪フィルハーモニー交響楽団

録音:1982年11月22日、大阪 フェスティヴァル・ホール
【KICC-3618】


この時期の朝比奈さんならではの
覇気に満ちたオケの豪快な鳴りっぷりはそのままに、
緩徐楽章での魅惑的なメロディーの歌わせ方が、
そのまま心の奥に響いて来て、
すなおに感動できます。

朝比奈さんの指揮は、
現代の切れ味するどい演奏に比べると、
ほんの少しもたつく感はありますが、

晩年ほどのぎこちなさはないので、
サラサラと流れていってしまわない分、
私にはより好ましく感じられます。


私にとって「シェエラザード」は
あまり縁のない曲のようで、

これまでいくつか聴いてきた演奏では、
それほど心動かされることはありませんでしたが、

朝比奈さんのCDで、
はじめてこの曲の良さがわかった気がします。


1000円の廉価盤CDは
音質が今一つのことが間々ありますが、
このシリーズは音質面への気配りも行き届いていて、
お勧めです。

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