2011年11月3日木曜日

武久源造のバッハ:ゴールドベルク変奏曲



J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲 BWV988

武久源造(チェンバロ)

チェンバロ(Philip Tyre製作)
録音:1994年6月11~13日(旧東伏見宮別邸)、
 8月30日~9月1日(秩父ミューズパーク音楽堂)
【ALCD-1013】


ハイドシェックさんのパルティータに続いて、
ゴールドベルク変奏曲を聴きたくなりました。

ゴールドベルク変奏曲で一番気に入っているのは、
武久源造さんの録音です。

出会ってからもう十年以上たちますが、
聴き込むほどに味わいが増して、
私の中での定番となって来ました。

まず耳を奪われるのが
美しいチェンバロの響きです。

チェンバロの録音は、
最新のものでもキンキンとした響きが耳につくことがあって、
演奏以前にそれでがっかりしてしまうことも多いのですが、

この録音では、
チェンバロの響きがとてもやわらかく、
耳に優しく響いてきて、心地よく感じられます。

演奏はわりとゆっくり目のテンポで、
一つ一つの変奏がていねいに紡がれていきます。

全体が自然な流れになるように、
微妙にテンポを揺らしているので、
ゆっくり目ですが、
意外に自由さを感じさせる演奏です。

まだそんなにたくさん聴いていませんが、

 グールドさん、
 レオンハルトさん、
 ヴァルハさん、
 鈴木雅明さん、
 曽根麻矢子さん、

と聴いてきた中では、一番です。
この中で、グールドさんとヴァルハさんは、
違った味わいもあってわりと好きです。

今期待しているのは、シフさんの最新録音です。
近々聴いてみたいと思っております。

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